生徒様からの応援

今日、1人の生徒様から、今からちょっと伺いたいとのお電話を頂きました。

今度開催のイベントのチケットを取りに来て下さったのです。

ちょうど昨日のレッスンで、このイベントのお話をしたところでした。

「お子さん小さいのに、こんなに一人で働いて、何もかもやって大変じゃない?」

と言われたのです。

5歳と0歳4ヶ月の2人の子供を抱え、一人で企画制作、チラシ制作、スケジュール管理、大道具小道具、字幕制作、衣装、舞台制作、プロジェクター等等やっている私を見て不憫に思われたそうです。

でも、私が、自分達の力で、地域に根ざしたオペラを、地域の力で作って、子供も、大人も、高齢者も、障がい者も、プロフェッショナルもアマチュアも、皆が関わって作り上げる事の出来るオペラや音楽のイベントを続けていくのが夢だった、その一歩を歩み始めることができたのが嬉しいので、少しの苦労はやりがいとなって苦ではなくなったことを説明しました。

すると、「それを聞いて応援したくなったのよ、私に出来ることは1人でも多くの人をお誘いすることだわ」と、チケットを10枚持って行って下さいました。

現在、私の所に来てくださっている生徒様の殆どは、私より年上の年長者の方ばかりです。

私のところでテクニックを磨きたい、こんな歌あんな歌を歌ってみたいと言うだけでなく、歌い手としての私、オーガナイザーとしての私を育てたいと思って、私の出演するコンサートや私が企画するイベントにも足しげく通って来て下さる生徒様がほとんどです。

本当にありがたく思います。

コーチとしてだけではなく、芸術家として、オーガナイザーとしてもより磨きをかけていかなければならないと思う瞬間でした。